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続いてほしいシリーズ
昨日週刊ブックレビューに、『しゃばけ』シリーズでおなじみの畠中恵さんが出演されました。

もともと日本ファンタジーノベル大賞優秀賞のこの作品。ファンタジーが大の苦手の私は、これだけだったらたぶん一生手に取らなかったと思います。
でも、「本のプロ」で、何度かタイトルを目にしていたあるとき、偶然図書館の棚のその本の前に立ったことが縁で借りてみることに。
これが大当たり。
以来、シリーズの新作を心待ちにするまでになりました。

しゃばけ
しゃばけ
畠中 恵

シリーズ第一作の『しゃばけ』。画像は文庫です。感想はこちら

ぬしさまへ

そして二作目『ぬしさまへ』。文庫も出ていますが、画像がなかったので単行本で。感想はこちら

ねこのばばおまけのこ

そして三作目『ねこのばば』と四作目『おまけのこ』(最新刊)。感想はこちらこちら

シリーズも四作目となると、終わりがいつやってくるのか心配です。これまで短編集できているので、長編を最後に持ってくるんじゃないかとか、いろいろ考えちゃったりして。
でも長編読みたいなーとか。

すると昨日、次回作のお話があり、なんと今度は長編だとか。若だんなが箱根に行くお話だそうですよ。楽しみ〜。そしてシリーズはまだ続くらしいです。よかった!
| 本に関するTV番組・映画 | 10:40 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
七子と七生〜『7's blood』 瀬尾まいこ
今日、NHKで、瀬尾まいこさんのデビュー作『卵の緒』(坊ちゃん文学賞受賞作)に所収の『7's blood』をドラマにした「七子と七生」が放送されます。
時間は午後7時30分から。
私は、原作の七生のけなげさが切なくて愛しくて大好き。
とりあえず録画します。

卵の緒
卵の緒
瀬尾 まいこ
| 本に関するTV番組・映画 | 11:18 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
『ガリヴァー旅行記』の結末を知っていますか?
ガリヴァー旅行記
ガリヴァー旅行記
スウィフト, Jonathan Swift, 平井 正穂
BS-2で毎週土曜日の夜放送の名作平積み大作戦。他に見たい番組があるためいつも録画して後で見ています。最近少しためてしまい、先々週くらいの「テーマパークが大好きな人にオススメの名作」をやっと昨日見ました。プレゼンターは、松尾貴史さんと作家・奥泉光さん。
松尾さんのオススメは江戸川乱歩『パノラマ島奇談』。そして奥泉さんのオススメは『ガリヴァー旅行記』でした。
ガリヴァー旅行記なんて誰でも知ってるよ、という空気がスタジオに流れ、私もあー知ってるよ、ガリヴァーが漂流して巨人の国や小人の国へ行く話だよねと思いました。が、そこで奥泉さんが言います。結末を知っていますか、って。
そういえば知らないな、私。
とにかくいろんな国へ行くってことしか知らなかったですね。子どもの頃、割合多くの人が読んでいると思われるこの作品。だからこそ結末まで知らない人って意外に多いのではないかな?
こういう小説って、他にもたくさんありそうです。

番組ではいつもあらすじを最後まで紹介してしまいます。ですからガリヴァーが最後にどうなったか知ることができました。そしてガリバァーという名前の意味も。考えたこともなかったのでちょっと衝撃。印象が180度までいかなくとも100度くらい変わってしまいました。

ただ、この番組を見ると、読んだ気になっちゃうんですよね。それがいけません。
| 本に関するTV番組・映画 | 15:24 | comments(7) | trackbacks(106) | ↑TOP
ドラマ 『空中ブランコ』
見ました。

伊良部役が阿部寛と聞いたときから、それ違うでしょう、と思っていましたが、やっぱり原作の伊良部とは異なっていました。
原作の伊良部は本当の子どもなんです。いや、もしかしたら現実の子どもの方がもっと大人かもしれない。とにかく無邪気で、たぶん伊良部にとって患者は友だちで治療は遊び。(無理やり)一緒に遊ぶことになってしまった患者たちが、勝手に癒されていくというのが私の解釈です。

ドラマの伊良部も、患者を友だちと言っていましたから、この辺は同じだと思います。無理に付き合わされる患者という設定も流れも一緒。では何が違うと思ったかというとそれは、伊良部が少しだけ大人だったこと。ほんの少し精神科医としての顔を覗かせていました。
原作でそれが見られないわけでもないけれど、原作での伊良部のそんな顔は偶然によるものだと信じている私なのです。

けれど、阿部寛の伊良部もよかったです。
アブナさが醸し出されていましたよ。カッコよすぎですけど(笑)。
以下、2004年5月の私の『空中ブランコ』感想です。
空中ブランコ
空中ブランコ
奥田 英朗
破天荒なトンデモ精神科医・伊良部が活躍(?)するシリーズ第二弾!

【空中ブランコ】サーカス内で育ち生え抜きの団員である公平。昔とは変わった団の中で、ジャンプが思うようにできなくなり・・・。
【ハリネズミ】尖端恐怖症のヤクザ・誠司。ヤクザが刃物を怖がるなんて言語道断だが。
【義父のヅラ】母校の学部長の娘と結婚した大学講師で精神科医の池山。人前で派手なことをしたくなる衝動に駆られる毎日。同級生の伊良部の元を訪れ・・・。
【ホットコーナー】プロ野球球団に入団以来レギュラーとしてサードを守ってきた真一。最近若手が入団しチヤホヤされ始めるとなぜかまったくコントロールが利かなくなり。
【女流作家】おしゃれな恋愛小説を量産する流行作家の愛子。でも、いざ新作に取り掛かろうとすると嘔吐してしまい、さらに強迫症の症状も。

伊良部が初登場した前作の衝撃は、それだけでもすごくて夢中で読みました。なので、新鮮さや衝撃という点では劣るかもしれませんが、今度は逆に予定調和的な面白さが加わり、ますます面白かったです。

注射が大好きで、人(患者)の話なんて聞かないし、何にでも興味を持って人の迷惑なんて顧みない伊良部。なのに「また来てねー」と言われると断れない患者たち。医者に振り回されているうちに自分の悩みと向き合うことができるようになり、なんとなく癒されてしまう。。。
何度も伊良部は子供のようだという表現が出てきます。人間、大人になるに従ってなんて生きにくくなるんでしょう。伊良部みたいに自分の欲望だけで生きていけたらどんなに楽か。きっといろんなシガラミに縛られている患者たちは、そんないい意味で純粋な伊良部と接することで自分を取り戻して行くのでしょう。

・・・なんて、ちょっと真面目に考えてみましたが。
そんなこと本当はどっちだっていいんです、私。とにかくこのシリーズはオモシロイ。
それだけです。そうそう、ラストで普段仏頂面の看護婦マユミが泣かせてくれます。必見(?)。

★★★★★
| 本に関するTV番組・映画 | 15:02 | comments(8) | trackbacks(0) | ↑TOP
爆笑問題のススメに、しをんさん登場!
爆笑問題のススメに三浦しをんさんが出演されました。
この番組、4月から日テレでは月曜深夜から金曜深夜へ放送日が移動しました。
私は、これの前の「サルヂエ」が大好きで、その流れでいつも見ていたのでちょっと不便になったな〜と思っていたのですが……なんと、番組HPを見ると、私の住む静岡ではそのまま月曜日ではないですか。我が家は本当だったら日テレは静岡の系列局を通さないと見られないのですが、いろいろと事情がありケーブルテレビと契約し、普段はキー局で見ていたので気づきませんでした。
しかもこの番組、制作が札幌テレビ。日テレの方が遅れて放送なんです。ですから、今週金曜日(4/22)深夜、関東地方のしをんさんファンの方お見逃しなく!また、他の地方の方も、これから放送される局がいくつかあるので、こちらもお気をつけを!

しをんさんの妄想ワールド炸裂していました。眞鍋かをりちゃんがかなり退いていたのが印象的(笑)。
| 本に関するTV番組・映画 | 11:11 | comments(9) | trackbacks(0) | ↑TOP
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