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ギルバート・アデア 『閉じた本』
閉じた本
閉じた本
ギルバート アデア, Gilbert Adair, 青木 純子
コウカイニッシ。のあさこさんの記事で興味を持ち、図書館で借りてきました。
表紙の紐で括られた本の絵、よいですね〜。ワクワクします。
で、内容ですが、すべてが会話文と、ポールの独白体で成り立った小説でした。ポールには何も見えず、情景描写などありえないところから、読者もポールと同じように耳で聞いたことで想像するしかないのです。
目の見えない人が、いったいどうやって他人を信じたらよいのか。事故後、世間と隔絶した生活を送り、友人とも連絡を取っていなかったポールが恐怖を覚えたときに、見えていた頃の友人を求めるところはリアル。

結局、ライダーが何者で、いったい何のためにポールの元にやって来たのか。それは、なんとなく予想できることでしたが、でも話はそこでは終わらない。最後にあっ!と言わせることが待っていて、先入観はよくないなと、思い知らされてしまいました。
やっぱり、そうだよね〜って……。

サスペンスとしては、文章にそれほどの緊迫感もなく、読んでいてもあまり怖くないのはマイナス点かも。それでも、これはいったいどういうことなのか、と色々と考えつつ読む楽しさを味わえます。

★★★
| 読書 海外 | 10:53 | comments(2) | trackbacks(1) | ↑TOP
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ココさん、こんにちは〜。
わーい、読んでくださってうれしいです。

そうなんですよね、すべてが会話文ですすみかたも淡々としていますよね〜。
でも、これがどんな風に落ちるのか、それだけが気になってアレコレ考えてしまいました。オチも、あぁ…みたいに納得してしまいましたよ。
| あさこ | 2005/03/02 1:33 PM |
あさこさん、こんにちは〜。
さっそく読みました。そして、しっかりだまされました(笑)。
オチは、私も納得です。自分の迂闊さを呪いましたよ。
紹介してくださってありがとうございました。
| ココ | 2005/03/03 5:35 PM |
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ひたひたと…恐怖が
閉じた本 ギルバート アデア, Gilbert Adair, 青木 純子 事故で盲目となり、醜く崩れた顔になってしまった老作家。彼は自伝を書くために、口述したものをタイプしてくれる人間を探していた。そこで雇った若者は、なかなかの人材。二人は共同で自伝をつづっていく
| コウカイニッシ。 | 2005/03/03 10:07 PM |
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