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三津田信三 『シェルター 終末の殺人』
シェルター 終末の殺人
シェルター 終末の殺人
三津田 信三

これは読めば誰でも感じることですが、クリスティの『そして誰もいなくなった』のような設定で、
ひとり、またひとりと登場人物が死んでいきます。
孤島が閉ざされたシェルターになり、外界は放射能汚染された空気が充満中というわけです。

途中、(私には)必要以上とも思えるホラー映画などの薀蓄が少し邪魔に感じられ、そのへんは飛ばしましたが、
真相が明かされ始めたとき、歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』を読んだときのような衝撃を受けました。
伏線の張り巡らされ方ではまったくひけをとらないのではないかと思われました。

本当、「それも伏線だったのか。ああ、そういえばそうだよー!」ということばかり。
ただ、シェルター内のことはそれで満足なのですが、外の世界のことに関して不満が残りました。
やはり、突然の閃光の意味だとか、謎めいた火照のことだとか、もう少し説明があってもよかったのではないかなと思ったわけです。

密室はたくさんだし、確かにミステリなのですが、ホラーの要素も兼ね備えていて、夜遅くに一人で読んでいたら少しゾクゾクしてきました。
【注意】以下ネタバレします
ラストは賛否両論あるだろうなぁと思います。
私は・・・この消化不良感もまたいいかなと感じました。説明不足と感じたところは別として、ですが。
そのモヤモヤしたところが謎の真相である、すべてが妄想だったということに直結しているような気がして。
| 読書 小説 | 18:56 | comments(0) | trackbacks(2) | ↑TOP
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