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平安寿子 『愛の保存法』
愛の保存法

 いつもの"たいら節"満載の小説集でした。傍若無人だったり、ひとりよがりだったりする人のまわりで、それに付き合うことが人生の一部になってしまった人の物語。

 表題作の中の一節に、
ああ、常識があるって、損。常識って制約だもの。
掟破りの非常識人間に勝てるはずがない。
とありますが、これ、平さんの書く物語ほとんどに共通だと思います。だから、あんまり続けて平さんの本を読むと飽きるかもしれません。でも時々ちょっとした味付けに読むと、なかなか爽快だったりするのです。

★★★
| 読書 小説 | 16:46 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
図書館にて〜永嶋・安東・豊崎
借りてきました。

・永嶋恵美 『一週間のしごと』

一週間のしごと

ミステリ・フロンティア。
初めて読む作家さんです。

・安東能明 『ポセイドンの涙』

ポセイドンの涙

実は昨年末に借りていた『螺旋宮』を途中で投げてしまったのですが……。
性懲りもなく?

・豊崎由美 『そんなに読んで、どうするの?』

そんなに読んで、どうするの? --縦横無尽のブックガイド

袋とじ部分が開かれずそのままの状態でやってきました!
これは私が開いてもよいということですよね?
ちょっと緊張。そして嬉しい。
| 図書館 | 16:29 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
伊坂幸太郎 『砂漠』
砂漠

酷評かも!ごめんなさい!


『グラスホッパー』を読んだとき、私には登場人物の心がまったく見えなかったと思った。でも、そのときは、あまり好きなタイプの話ではないから……と思い、無理やり納得してしまった。
 けれど、今回確信した。
私には、このタイプの伊坂作品には、もうおもしろさを感じられなくなってしまったようだ。とはいっても、最初ははずれかな、などと感じながら読んでいたものの、春夏秋冬の夏の章の終わり頃からは物語を追いかけることに苦痛を感じなくなったので、それなりにおもしろくは読んだ。けれど、それはこの物語がどう終息するのか、また、いつもの伏線の回収が、今作ではどんな風かが気になったからであった。

 思うに、伊坂作品を初めて読んだ『重力ピエロ』で、雷にうたれたかのような衝撃を受けた読書体験も、その後の似通った登場人物の性格設定により、飽きてしまったようだ。この『砂漠』は、私には『アヒルと鴨のコインロッカー』や『チルドレン』となんら変わりのないものとしか思えなかった。登場人物の行動にもセリフにも、よくできた芝居の脚本を読んでいるような印象しか得られず。
 ネットで評を拾い読みしてみたが、みなさんおもしろかったようで、なんだか悲しくなる。私は新鮮さだけに惹かれていたのだろうか……。

 せめて『魔王』の次の刊行というのだけは避けてほしかった。

★★
| 読書 小説 | 15:02 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑TOP
緑川聖司 『プールにすむ河童の謎』
プールにすむ河童の謎―緑川事件簿

『晴れた日は図書館へいこう』の緑川さん。

 私の新年一冊目は児童書です。
というのも、年末に読んでいた本がどうにも進まず、結局投げてしまったのですが、年明けに読み始めた本も全然入っていけなくて、こちらも放棄。こんなときは寝食を忘れて没頭できるミステリがいいかな、なんて思ったものの思いつかず、結局さらっと読める児童書にしたというわけです。
 前作は図書館にまつわる謎が思いのほかおもしろく、今度も期待して読み始めました。タイトル通り、小学校のプールで目撃された河童の話なのですが、もうひとつ事件が起こっていて、さすがにこれはわかりやすいものでした。この謎の答えがわからないようでは、これまで何冊もミステリを読んできた意味がないと思われますので、少し安心。
 正統派の児童書ミステリでしょう。

 今年は、おもしろくないと思ったり、読むのが苦痛になった本は、きっぱりと閉じることを昨年以上に徹底していこうと思います。読みたい本の数に、読むスピードがなかなか追いつかないので……。

★★★

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こっそりと第134回直木賞の予想などしてみたいと思います。
候補作の中で未読なのは、恩田陸『蒲公英草紙』と恒川光太郎『夜市』の二作。ですので、これらについてはまったくわかりません。
荻原浩『あの日にドライブ』、これは絶対ないでしょう。名前のお披露目くらいの意味だと思います。数回後に受賞することでしょう。
残った、伊坂幸太郎・東野圭吾・姫野カオルコの三作品のうち、もっとも選考委員受けしそうなのは姫野カオルコ『ハルカ・エイティ』でしょう。私個人としては、大ファンであり、苦杯を嘗め続けている東野圭吾『容疑者Xの献身』にぜひ!という気持ちでいっぱいではありますが。伊坂幸太郎『死神の精度』は、選考委員にどう評価されるのかとても興味があります。全然想像がつかなくて困ります。

というわけで、私の予想は姫野カオルコ『ハルカ・エイティ』。
ただもしも、すでに功労者となってしまった感のある東野さんに、と選考委員が考えてくれたら、『容疑者Xの献身』の受賞もありということで。
さあ、どうなるか……。
| 読書 小説 | 22:46 | comments(4) | trackbacks(0) | ↑TOP
2005年私のベスト10
今ごろ……ですが、昨年のベスト10と、今年の計画・目標を。

まずベスト10。

1. 『風紋』『晩鐘』乃南アサ
2. 『天使のナイフ』薬丸岳
3. 『審判』深谷忠記
4. 『となり町戦争』三崎亜記
5. 『容疑者Xの献身』東野圭吾
6. 『漢方小説』中島たい子
7. 『DIVE』森絵都
8. 『ボーン・コレクター』ジェフリー・ディーヴァー
9. 『この本が、世界に存在することに』角田光代
10.『逃亡くそたわけ』絲山秋子

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今年は新刊・既刊を別けずに小説から選びました。4位以下はほとんど差はありません。なんとなく順位を付けただけのような気もします。

『風紋』『晩鐘』は絶対にセットで。このミスなどで3冠の『容疑者Xの献身』は、確かにおもしろかったけれど、どうも印象が薄かったです。『DIVE』と『ボーン・コレクター』は、こんなにおもしろいものをこれまで放っていたのか!と衝撃を受け、『となり町戦争』と『漢方小説』は、これからすごく楽しみな作家さんを見つけた嬉しさがありました。

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さて、今年の読書計画ですが、まず昨年の目標だった途中になっているシリーズものの制覇を挙げないといけません。

京極夏彦、妖怪シリーズ
森博嗣、S&Mシリーズ
島田荘司、御手洗潔シリーズ
新井素子、ブラックキャットシリーズ
司馬遼太郎、竜馬がゆく
五條瑛、鉱物シリーズ
リリアン・J・ブラウン、シャム猫ココシリーズ
ジェフリー・ディーヴァー、リンカーン・ライムシリーズ

そして、まだ読んだことがないシリーズものでは、

東川篤哉、烏賊川市シリーズ
北森鴻、蓮杖那智シリーズ
高田崇史、QEDシリーズ
内田康夫、浅見光彦シリーズ

こんなところかな。

シリーズもの以外では、コニー・ウイリス『航路』、ダン・ブラウン「デセプション・ポイント」、アレン・カーズワイル『形見函と王妃の時計』などを読みたいなぁ。
もちろん積読中の『東京タワー』とか『にぎやかな天地』とかも。

そして!
東野圭吾小説全作品再読(刊行順)
これです。
もうここ数年来の目標となっていて、なかなか実行できないでいるのです。でも、『白夜行』だけはドラマの前に再読しておきたいところ。

まあこれ全部は無理です。
でも頑張ろう。
| ベスト | 19:32 | comments(7) | trackbacks(1) | ↑TOP
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